【ソウル29日聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)の4半期別成長率分析によると、韓国は7~9月期に国内総生産(GDP)が前期比0.7%増加し、調査対象の16加盟国のうち唯一、7四半期連続でプラス成長を遂げた。
 韓国は米リーマン・ブラザーズの破たんで経済危機に陥った2008年10~12月期、前期比4.5%のマイナス成長を記録。2009年1~3月期に0.2%のプラス成長に転じ、同4~6月期2.4%、7~9月期3.2%、10~12月期0.2%、ことし1~3月期2.1%、4~6月期1.4%成長した。
 韓国政府は、欧州財政不安の再燃に加え、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃で朝鮮半島の地政学的リスクが高まるなど、不確実性が少なくないものの、輸出や国内経済の状況を考慮すると、10~12月期にも前期比0.1~0.4%のプラス成長を記録すると見込んでいる。

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