OANA総会に出席した聯合ニュースの金聖秀編集常務(右)=25日、イスタンブール(聯合ニュース)
OANA総会に出席した聯合ニュースの金聖秀編集常務(右)=25日、イスタンブール(聯合ニュース)
【イスタンブール25日聯合ニュース】トルコのイスタンブールで開催中のアジア・太平洋通信社機構(OANA)第14回総会で、聯合ニュースをはじめとする40加盟社の代表らは、急変するメディア環境に対応するため、ニューメディア分野で連携を強化していくことで一致した。
 聯合ニュースの金聖秀(キム・ソンス)編集常務は総会の報告書発表で、自社のニューメディア発展戦略を説明しながら、同分野で加盟各社と協力する準備があると明らかにした。また、自社では新たなニュースコンテンツ構築方法、クリエイティブなジャーナリズム、デジタルメディア分野での先導的役割などを追求していると紹介した。
 出席者らは総会で、ニュースコンテンツの知的財産権保護を規定し、各国政府に報道関係者の安全保障を求める「イスタンブール宣言」を採択した。
 OANAはアジア・太平洋地域における円滑なニュース情報交流、域内・外通信社間の協力強化などを目的に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の主導で1961年に設立された。現在、33カ国の通信社40社が加盟している。
 総会では、トルコのアナドル通信が向こう3年にわたりOANAを率いる議長に選出された。聯合ニュースは11社で構成された理事会員社に再任された。

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