【広州19日聯合ニュース】広州アジア大会が折り返しを迎えた19日も、韓国は順調にメダル数を伸ばした。
 韓国のメダル数は金43個、銀36個、銅50個で、歴代最多メダルを目指す中国(金126個、銀55個、銅55個)に次いで2位をキープしている。3位の日本(金24個、銀49個、銅51個)と比べ、メダル総数でも上回り始めた。韓国は今大会で、4大会連続の総合2位を狙う。
 この日は、重量挙げと野球、フェンシング、テコンドーで好成績を収め、金6個、銀6個、銅8個を獲得した。
 注目すべきは、重量挙げの張美蘭(チャン・ミラン)。9月の世界選手権では負傷で苦しんだが、女子75キロ超級でトータル311キロを挙げ、中国の新たなライバル・孟蘇平と並んだ。規定により、金メダルは体重の軽い張に贈られた。

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 過去のアジア大会では銀メダルに終わっていた張は、3度目の挑戦でようやく金メダルを手にした。2008年の北京五輪、2005年と2006年、2007年、2009年の世界選手権に続き、アジア大会を制覇したことで、3つのメジャー大会で首位に立つ「グランドスラム」を達成した。
 「ドリームチーム」が出場した野球代表は、台湾との決勝で本塁打3本を含め長短17安打を記録、9-3で勝利し8年ぶりの優勝を果たした。打線では姜正浩(カン・ジョンホ、ネクセン・ヒーローズ)が2点本塁打2本を放つなど、5打数3安打5打点で大活躍し、秋信守(チュ・シンス、クリーブランド・インディアンス)も4打数2安打2打点と猛打を浴びせた。
 優勝により、秋信守や梁ヒョン種(ヤン・ヒョンジョン、起亜タイガース)ら、各チームのキープレーヤー11人が兵役特例を受け、来年もプレーできるようになった。
 一方、男子サッカーは準々決勝で延長戦の末にウズベキスタンを3-1で下し、準決勝に進んだ。

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