ソウル市内の現代峨山事務所。現在は国内観光商品のみを案内している=(聯合ニュース)
ソウル市内の現代峨山事務所。現在は国内観光商品のみを案内している=(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】北朝鮮・金剛山観光開始から12年を迎え、事業を手がける現代峨山の張慶作(チャン・ギョンジャク)社長が、再開への強い意志を示した。
 金剛山観光は、2008年7月に発生した北朝鮮軍による韓国人観光客射殺事件を機に中断されている。
 現代グループ社屋で18日に行われた朝会で、張社長は「金剛山観光は必ず再開されなければならない。それがわたしたちに預けられた運命だと考える」と述べた。観光再開に向け、南北が向き合い解決方法を模索すべきだとしながら、「(南北が)会って1歩ずつ譲歩し、互いを思いやれば、わたしたちが考えていた以上に容易に、解決の道を見出すことができるはずだ」と強調した。
 また、先ごろ現代グループが現代建設買収入札の優先交渉権を獲得したことに言及。相乗効果を極大化する方向で、中長期的な南北経済協力事業を着実に準備していく必要があるとの考えを示した。
mazi38@yna.co.kr
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