双方は17日に済州で開催された韓日中3カ国の地震災害軽減に関する会合の前に別途実務会議を開き、白頭山周辺の地震情報、火山観測資料や研究結果などを共有し、地震分野の専門家派遣や共同ワークショップなどの開催などで協力することを約束した。
気象庁関係者は「中国地震局と資料を共有することで、黄海で発生する地震の監視能力を一層高めることができる」と話している。
一方、3カ国会合には、韓国気象庁と日本の気象庁、中国地震局の長官が出席し、3カ国が北東アジアで発生する恐れがある火山活動の監視体系を確保し、火山災害を最小限にとどめるための共同対応策を講じることで一致した。
また、韓国の学界を中心に最近提起された白頭山の噴火の可能性について、中国側は2006年以降に地震の発生が著しく減った点などを挙げ、白頭山が安定化したとの見方を示した。
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