サミットでは再生可能背ネルギー部門議長を務めた崔会長=11日、ソウル(聯合ニュース)
サミットでは再生可能背ネルギー部門議長を務めた崔会長=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル12日聯合ニュース】世界的企業の最高経営責任者(CEO)約120人が一堂に会するソウルG20(20カ国・地域)ビジネスサミットが11日に閉幕したが、出席者らは12日にも活発な活動をみせている。サミット会場のソウル市内ホテルでは、新たなビジネスチャンスを模索するため会合の約束を交わしたCEOらが、早朝から相次ぎミーティングを行った。
 SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は、ドイツ民間銀行最大手ドイツ銀行のアッカーマン頭取と会合。SKテレコムの鄭万源(チョン・マンウォン)社長は、高機能携帯電話(スマートフォン)「ブラックベリー」を開発したカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)のバルシリー共同最高経営責任者(CEO)と会い、協力案を協議した。
 SKエナジーの具滋栄(ク・ジャヨン)社長は、スペイン、オーストラリア、インドなどからビジネスサミットに参加したエネルギー分野企業のCEOらを招き懇談会を開いた。韓国石油公社の姜永元(カン・ヨンウォン)社長と韓国ガス公社の朱剛秀(チュ・ガンス)社長も同席した。
 サムスン電子の李潤雨(イ・ユンウ)副会長は、李健熙(イ・ゴンヒ)会長に代わり、携帯電話向け半導体最大手米クアルコムのジェイコブスCEO、米ネットワーク機器大手シスコシステムズのエルフリンク上級副社長、ヒューレット・パッカードのブラッドリー上級副社長らと、相次ぎ接触した。
 ポスコの鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長は、ブラジル、オーストラリア、ロシア、フランスなど鉄鋼・エネルギー関連企業の代表と相次ぎ会合した。
 ハンファグループの金升淵(キム・スンヨン)会長も、仏充電メーカー・アルストムの会長と会い、協力案を話し合った。ポスコパワーの趙成植(チョ・ソンシク)社長は、デンマーク風力発電企業のCEOと対話の場を持った。
 韓国電力の金双秀(キム・サンス)社長は、イタリア発電最大手エネルのコンティ会長と会合し、スマートグリッド(次世代送電網)技術などで協力する内容の意向書(LOI)を締結することを決めた。
 インドのIT企業インフォシス・テクノロジーズのゴバラクリシュナンCEOは、ソウル市立大学を訪れ、学生向けの特別講演を行った。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0