【ソウル12日聯合ニュース】韓国と米国が自由貿易協定(FTA)争点の合意に至らず、20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)終了後に引き続き協議することになったなか、外交通商部のチェ・ソクヨンFTA交渉代表が12日午前、米通商代表部(USTR)のカトラー代表補と会合している。同部が伝えた。
 カトラー代表補が韓国を出国する前に崔代表の元を訪れた形で、双方はこれまで進めてきた論議の内容を確認し、「第2段階」の協議をいつどのように始めるかなど、今後の日程に関する基礎的な意見を交わすものと伝えられた。同部関係者は、実務協議から再度進めるのか、通商トップの協議で未妥結争点を論議するのか、まだ決定したものはないと話した。
 専門家らは、遅くとも来年下半期(7~12月)の韓米FTA発効を実現するには、年内の争点妥結が必要だとの見解を示している。
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