会見する陳委員長=11日、ソウル(聯合ニュース)
会見する陳委員長=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】陳棟洙(チン・ドンス)金融委員長は、11日に開幕する20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の会場となる三成洞の総合展示場・COEXで記者会見し、ソウル・サミットではこれまで議論してきた銀行資本や流動性の規制、システム上重要な金融機関(SIFI)の規制など、主な改革に対する議論を詰めることになると明らかにした。
 陳委員長は、ソウル・サミットは未来の金融市場規制に関する新しいパラダイムに向けた転機になるとの見通しを示した。また、安定的で回復可能な金融システムを構築し、持続可能な実体経済の成長に貢献するだろうと強調した。
 このほか韓国がG20議長国として重点を置いている分野として、銀行資本や流動性の規制、SIFI規制、先進国と新興国の「調整役」、ソウル・サミット後の新たな改革課題の提案を挙げた。
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