＜G20＞韓英首脳会談、実質的な協力拡大案を模索

【ソウル11日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は11日午前、ソウルで同日に開幕する20カ国・地域（G20）首脳会合（金融サミット）に出席するため来韓した英国のキャメロン首相と首脳会談を行い、ソウル・サミット、両国間の貿易・投資拡大、韓国と欧州連合（EU）間の自由貿易協定（FTA）、朝鮮半島情勢などについて幅広く意見を交わした。
　両首脳は、今回のG20準備過程における両国間の緊密な協力を評価する一方、民主主義と市場経済という共同理念を土台に各分野で持続的に発展している両国の友好関係について満足感を表明した。また、先月に正式署名した韓国とEU間FTAが発効されれば、両国間の貿易・投資が一層拡大するとの認識で一致し、予定通り来年7月1日に発効できるよう努力していくことで合意した。
　キャメロン首相の来韓は5月の就任以来、初めて。青瓦台（大統領府）は、今回の首脳会談がG20ソウル・サミットの成功に向けた両国間の緊密な協力を改めて確認し、両国間の実質的な協力拡大案を模索するチャンスになったと評価した。