【ソウル10日聯合ニュース】ソウル・三成洞のCOEX(韓国総合展示場)で20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)が開幕する11日、全国民主労働組合総連盟(民主労総)など進歩系の市民・社会団体80団体余りで構成された「G20対応民衆行動」が都心で大規模な集会を開き、街頭行進を行うとしており、警察は緊張を強めている。
 「G20対応民衆行動」側は、集会場のソウル駅前広場に約1万人が集まると予想している。一方、警察は3500人余りが集まり、韓国に入国した外国人活動家約190人のうち100人余りが参加するとみている。
 警察はひとまず、ソウル駅での集会後、地下鉄南営駅交差点まで行進することを許可し、漢江大路3車線の使用を認める方針を固めた。行進は午後5時半に始まり、6時半ごろに南営駅交差点に到達すると見込まれる。
 ただ、同駅からG20サミット夕食会場の国立中央博物館は500~600メートルとほど近く、警察は駅交差点から博物館方向にフェンスを設置するなど、対策に腐心している。万一の事態に備え、現場に兵力27個中隊を配置する。
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