ビジネスサミットCEOオープンインタビューの様子。右端がEduardo Elsztain会長=10日、ソウル(聯合ニュース)
ビジネスサミットCEOオープンインタビューの様子。右端がEduardo Elsztain会長=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】世界的企業の最高経営責任者(CEO)約120人が出席するソウルG20(20カ国・地域)ビジネスサミットが10日、CEOインタビューや歓迎夕食会などで公式日程をスタートする。
 初日の10日は、ソウル市内のホテルで、アルゼンチンの最大手不動産財閥・金融企業、バンコ・ヒポテカリオのEduardo Elsztain会長をはじめ、各国CEOや経済団体トップの公式インタビューが10件ほど行われる。世界経済懸案への意見を表明する予定だ。
 午後6時からは、CEOらが初めて一堂に会する歓迎レセプションと夕食会が開かれる。アワビや済州産のハンラボン(デコポン)などを用いたフュージョン韓国料理が提供される。組織委員会は、歓迎レセプション入り口にフォトウォールを設け、その場で写真を現像するサービスを提供するなど、参加者同士が自然に交流できるムードを作る計画だ。
 ビジネスサミット開幕を前に、9日までに40人余りのCEOが入国した。10日に大半が韓国入りする予定だ。海外からの参加者は、34カ国・約120人。日本からは武田薬品工業の長谷川閑史社長ら約10人のCEOが出席する。
 翌11日には、李明博(イ・ミョンバク)大統領が出席する開幕総会に続き、貿易・投資、金融、グリーン成長、企業の社会的責任という4議題をめぐり、各国首脳とCEOらが意見を交わす会議が本格的に行われる。

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