【ソウル9日聯合ニュース】サムスン電子が米国のテレビ市場で好調を維持している。
 米市場調査会社のNPDが9日に明らかにしたところによると、サムスン電子は1~9月に米国の三次元(3D)テレビ市場で81.9%のシェア(数量ベース)を獲得した。2位のパナソニック(9.3%)の約9倍で、米国で販売された3D対応テレビの5台に4台以上がサムスン電子の製品だったことになる。
 サムスン電子は同期間、デジタルテレビ全体、液晶テレビ、フラットテレビ、LED(発光ダイオード)テレビ、3Dテレビ、IPTV(インターネット・プロトコルテレビ)部門でも首位に立った。
 デジタルテレビ市場ではシェア25.1%で、2位のソニー(9.9%)をはるかに上回り、LCDテレビ市場でも23.2%のシェアを記録、ソニー(11.7%)と差をつけた。フラットテレビ市場では25.2%を占め、ソニー(9.9%)との差を広げた。LEDテレビとIPTVでもそれぞれ47.8%と53.9%のシェアを確保し、首位になった。
 サムスン電子映像ディスプレー事業部の金良圭(キム・ヤンギュ)専務は米国市場で5年連続1位を達成できるよう、最善を尽くすと自信を示した。

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