世界経済をリードする34カ国・約120人のCEOが出席し、グローバル経済について意見を交わすビジネスサミットでは、成長を続ける韓国企業を世界にアピールし、新しい事業モデルを模索する機会となる見通しだ。
韓国企業のCEOらは議題別の会議に積極的に参加し、議論を主導するほか、海外の有力経済人とネットワークを構築し、事業協力を模索する計画だ。また、各企業は世界メディアの関心が集中する同サミットでさまざまな広報戦略を展開し、ブランドイメージを向上させたい考えだ。また、世界経済界の注目が集まるため、積極的に意見を提示するとみられる。
韓国からは15社のCEOが出席する。韓国財界を代表するサムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長は中国・広州で12日に開幕するアジア大会と日程が重なり出席が不透明だったが、11日の参加を決めた。
韓国政府が重点を置いて推進しているグリーン成長分野にはサムスンとSK、ポスコ、現代重工業など多数の企業が参加する。貿易・投資分野では現代自動車が貿易拡大に関する会議に、LGは中小企業育成関連の会議に参加する予定だ。
ロッテと斗山は企業の社会的責任分野で、ハンファと韓進はインフラ・資源開発投資に関する会議で海外のCEOと意見を交換する。
ビジネスサミット組織委員会は、同サミットがG20に民間が参加するチャンネルを構築する事実上初の試みで、G20サミットの完成度や信頼性を高められるものになると期待を示している。
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