【ソウル7日聯合ニュース】ソウル市は7日、20カ国・地域(G20)首脳会合が開催される11~12日を「車のない日」に指定し、公共交通手段を増便する「G20ソウル首脳会合総合交通対策」を推進すると明らかにした。
 市は、午前7~10時、午後6~9時に地下鉄、バス、タクシーを集中的に運行する計画だ。地下鉄は58本を追加編成し、運行間隔を2~2.5分に維持し、市内バスは予備車両428台を投入する。
 また、G20サミット期間は会場のCOEXの周辺の公共交通体系が大幅に変更される。12日午前零時から午後5時まで地下鉄2号線三成駅には停車せず通過する。会場から近い奉恩寺行きの市内バス7路線も同日午前零時から午後10時までう回運行する。また、会場付近の一部の停留所は休止となる。江南区と松波区の一部区間では12日午前零時から午後10時まで3.6トン以上の大型車の通行が制限される。
 このほか、11~12日は江南、瑞草、松波、銅雀区内の小学校の登校時間を午前10時に遅らせる。12日はCOEXモールへの一般人の立ち入りが制限され、COEXに隣接した現代百貨店貿易センター店は休業となる。

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