【ソウル4日聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV-1)の3回目の打ち上げが、早ければ来年末に可能になる見通しだ。
 教育科学技術部が4日に明らかにしたところによると、3回目の打ち上げは、6月に行われた2回目打ち上げが失敗した原因を究明した後、ロケットの改善、復旧作業などを考慮したうえで確定される。
 ロシアによるロケット1段目(下段)の製作、韓国側の搭載衛星の準備などは10か月以内に可能で、年内に原因究明が完了すれば、早ければ来年11月以降には3回目打ち上げが可能になると予想される。
 搭載衛星は、2005年に製作し保管していた検証衛生を活用し、科学任務を追加するなど、修正・補完していく計画だ。
 これと関連し、韓国航空宇宙研究院関係者は、「羅老号」打ち上げの最適な気温条件は氷点下10度から35度の間で、冬季でも打ち上げが可能だと述べた。

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