【ソウル4日聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)が4日に発表した物価動向によると、9月の韓国食品物価は前年同月比13.0%上昇した。上昇幅はトルコ(15.3%)に次ぎ2番目に大きく、OECD加盟国全体の平均上昇率(2.3%)もはるかに上回った。
 韓国の食品物価上昇率は、7、8月もOECD加盟国で2番目に高かった。ハクサイ、ダイコンなどの作柄が悪く、夏から生鮮食品の物価が連日上昇を続けたことが影響した。
 統計庁が1日に発表した10月の消費者物価でも、異常気温などで魚や野菜など生鮮食品指数は49.4%の急騰を示した。
 一方、9月の全体消費者物価では、韓国は3.6%の上昇を記録。やはりOECD平均(1.7%)を上回った。

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