【ワシントン2日聯合ニュース】米国務省のクローリー国務次官補(広報担当)は2日の定例会見で、クリントン・ブッシュ両政権で朝鮮半島和平担当特使を務めたプリチャード韓米経済研究所(KEI)所長の訪朝は、個人的なものだと説明した。米政府から北朝鮮へのメッセージは託されていないという。
 北朝鮮の招きを受け訪朝したプリチャード氏は、現地時間の2日に平壌に到着した。3~4日間滞在しながら北朝鮮外務省の当局者らと会い、6カ国協議再開などについて意見を交換すると伝えられた。
 クローリー次官補が「プリチャード氏は訪朝のたびに感想や平壌で聞いた話を伝えてくる」と話していることから、同氏が帰国後、訪朝結果について報告を受けるとみられる。

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