会談のようす=11日、ソウル(聯合ニュース)
会談のようす=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】外交通商部の魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長は11日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議でロシア首席代表を務めるボロダフキン外務次官(アジア太平洋地域担当)とソウルで会談した。こう着状態にある6カ国協議の再開案について、集中的に協議した。
 また、金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者に三男の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長が決まるなど北朝鮮の動向について意見を交わし、朝鮮半島の平和と安定に向けた方策を模索したと伝えられた。
 ボロダフキン外務次官は同日にソウル入りした。12日には外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官を表敬訪問した後、韓ロ政策協議会に出席し、金在信(キム・ジェシン)次官補と両国国交正常化20年を迎えての戦略的協力パートナー関係発展方向について話し合う。来月にソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の準備過程も視察する予定だ。
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