北朝鮮体制宣伝、写真共有サイト「フリッカー」でも

【ソウル11日聯合ニュース】北朝鮮が写真共有サイト「Flickr（フリッカー）」でも体制宣伝を行っていることがわかった。
　北朝鮮の対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会が運営するウェブサイト「わが民族同士」は先月19日に「uriminzokkiri」というIDでフリッカーに会員登録し、これまでに26枚の体制宣伝写真を掲載した。
　最新画像は、朝鮮労働党創立65周年を2日後に控えた8日に掲載された花火の写真8枚。「一心団結された太陽朝鮮の国力をあらゆる方面にとどろかした勝利の花火」と題されている。このほか、通勤のようすなど市民の日常風景や、平壌の中心街・万寿台通りの風景、満浦市の夜景、千里馬企業所などを掲載している。写真タイトルにはいずれも、「幸せな笑顔あふれる」「恍惚（こうこつ）境に導く」「社会主義の仙境」など体制を宣伝する言葉が入っている。ただ、掲載写真の累積アクセス数は最も多いもので27回にすぎない。
　一方、北朝鮮は7月に会員登録した動画投稿サイト「ユーチューブ」に、これまでに555件の映像を掲載した。8月に開設した短文投稿サイト「ツイッター」には、735件を投稿している。11日現在、「ユーチューブ」チャンネル登録者は1903人、「ツイッター」のフォロワー（登録読者）は1万377人となっている。