【ソウル3日聯合ニュース】年間営業利益が1兆ウォン(約734億9000万円)を超える上場企業の数が、ことしは20~30社に増えると予想される。金融業界と韓国上場会社協議会が先ごろ発刊した資料で見通しを示した。
 営業利益1兆ウォン以上の企業数は、2005~2007年は8社、2008年は14社、昨年は12社だった。3年の間に3倍に近い数に増加するとの予想だ。
 ことしは上半期(1~6月)の上場企業業績発表でサムスン電子が7兆ウォン以上を記録したのをはじめ、ポスコ、ハイニックス半導体、現代重工業、現代自動車、LGディスプレー、新韓金融持ち株会社、LG化学、SKテレコムの9社が、すでに営業利益1兆ウォン超えを達成している。
 また、SKエナジー、中小企業銀行、韓国ガス公社、起亜自動車、外換銀行、LGユープラス(旧LGテレコム)、ロッテショッピング、大韓航空、ウリィ金融持ち株会社、GSの10社が5000億ウォンを超えており、1兆ウォン営業利益達成が見込まれる。
 金融業界関係者は「上半期に続き下半期(7~12月)も大企業の好調が見込まれる。営業利益1兆ウォン以上の企業数は昨年の2倍以上に増えるだろう」と話している。

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