【ソウル1日聯合ニュース】韓国とリビアが、国家情報院職員の情報活動をめぐり摩擦が生じた両国関係の正常化に乗り出すことで合意した。外交通商部が1日に明らかにした。
 リビアを訪問しているハンナラ党の李相得(イ・サンドゥク)議員が先月30日(現地時間)、リビアの最高指導者カダフィ大佐を表敬訪問し、両国関係の正常化に合意した。李議員とカダフィ大佐は面談で、両国の友好協力関係の拡大と発展に向け、両国政府が共同の努力を傾けていくとの認識で一致した。
 カダフィ大佐は、駐韓リビア経済協力代表部の業務中断と、リビアの国内法違反で逮捕された現地在住韓国人の釈放問題が早期に解決されるよう協力すると約束した。また、リビアは大水路事業などの分野で韓国企業とともに事業を推進してきたため、韓国企業に対する信頼を基に今後も韓国企業がリビアで不便なく事業を展開できるよう支援するとした。
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