【ソウル1日聯合ニュース】北朝鮮が2008年に爆破・解体した寧辺核施設の冷却塔を再建している可能性が提起されたと、米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が1日に報じた。
 RFAによると、米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は先月30日(現地時間)、衛星が前日撮影した寧辺核施設の冷却塔跡地周辺の写真を公開し、同地域で掘削工事に必要な重機やトラックなどがとらえられ、建物2棟を新築していると推定される」と明らかにした。2008年に爆破・解体した冷却塔を再建している可能性もあるの見方を示した。
 また、昨年10月5日に撮影した同地域の衛星写真を提示し、当時は工事の様子が発見されなかったことから、昨年末かことし初めに工事が始まったようだと説明した。ただ、ISISのデービッド・オルブライト所長は、冷却塔とみるには規模があまりにも大きく、新築中の建物が冷却塔の再建と関連があるのかも明確ではないと述べた。

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