研究開発費の対GDP比、OECD加盟国中3位

【ソウル30日聯合ニュース】昨年の韓国の研究開発費は総額37兆9285億ウォン（約2兆7744億円）で、前年比9．9%増加した。
　教育科学技術部と韓国科学技術企画評価院が先ごろ、全国の公共研究機関、大学、企業など2万5692機関を対象に昨年1年間の研究開発費、研究員状況を集計した結果から明らかになった。
　研究開発費の対国内総生産（GDP）比は3．57%で、前年から0．21ポイント上がった。経済協力開発機構（OECD）加盟国のうちでは3番目に高い。ただ、絶対的な研究開発費規模では米国が韓国の13．4倍、日本が5．7倍と、相当な開きがある。
　研究開発費の財源をみると、政府・公共部門が10兆8889億ウォン、民間・外国が27兆396億ウォンを投資した。基礎研究開発費が全体に占める割合は、2008年の16．1%から18．1%に拡大した。
　昨年の研究員数は前年比7．7%増の32万3175人と集計された。経済活動人口1000人当たりの常勤研究員数は10．0人で、OECD加盟国では7番目に多い。