両メディアは同日午後2時に「朝鮮労働党代表者会は国全体の党員と(朝鮮)人民軍将兵、人民の一貫した意思と念願を込め、金正日同志を朝鮮労働党総書記として高く推戴したことを内外に厳粛に宣言した」と伝えた。
また、「これまでと変わらず金正日同志を朝鮮労働党の最高首位として仰ぐことは、われわれ数百万党員と人民軍将兵、人民の最大の栄光であり、幸福であり、わが祖国と民俗の大慶事だ」と主張した。
ただ、党代表者会に金総書記が出席したかどうか、金総書記が党総書記に再び推挙された以外にほかの決定が下されたかなどについては言及していない。
これに先立ち朝鮮中央テレビ、朝鮮中央放送、平壌放送は同日午後1時35分ごろ、同2時に重大放送を行うと予告した。金総書記が初めて党総書記に推挙された1997年10月8日も、北朝鮮メディアは重大放送の予告後、午後5時ごろに党中央委員会と中央軍事委員会の共同名義の特別報道を通じ、金総書記推挙を発表した。
1980年に第6回党大会で労働党政治局常務委員と軍事委員会委員に選出された金総書記は、金日成(キム・イルソン)主席が死亡した1994年7月から、党総書記に推挙された1997年10月までの3年半、「遺訓統治」の期間を置いた。
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