【ソウル28日聯合ニュース】韓国銀行が全国2137世帯を対象に調査し28日までにまとめた9月の消費者動向指数によると、同月の消費者心理指数(CSI)は109で、前月から1ポイント下落した。下落は2か月連続。
 経済状況に対する消費者の心理を総合的に示すCSIは、基準値100を超えると景気が上向くと見る人が多いことを意味し、100を下回るとその逆となる。
 現在の暮らし向きに対するCSIは前月比4ポイント下落の91で、昨年6月(89)以来、1年3か月ぶりの低水準となった。現在の景気判断に関するCSIも、6ポイント下落の98にとどまった。
 韓国銀行は、高い経済成長率をみせた1~3月期に比べ景気上昇の勢いがやや鈍ったと、消費者は感じているようだと分析している。秋夕(中秋節、22日)前に食料品などの価格が大きく上がったことも、消費心理にマイナス影響を与えたとみられる。
 向こう1年間の予想物価上昇率を表す期待インフレ率は3.2%で、前月と変わらなかった。

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