【ソウル29日聯合ニュース】政府が北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中について、中国政府に説明を求めた。
 外交筋が29日、政府は中朝首脳会談の結果など金総書記の訪中について中国側から説明を聞く必要があると判断し、外交ルートを通じ中国政府に説明を要請した状態だと明らかにした。これを受け、今週初めにも駐中国韓国大使館高官が中国外務省を訪れ、説明を受けるものと伝えられた。
 金総書記は26日早朝に突然中国訪問に出発。吉林省・吉林を訪れ、「革命聖地」と呼ばれる故金日成(キム・イルソン)主席が通った毓文中学校、日中戦争時に闘争した中国人らの墓がある北山公園などを訪問した。翌27日には同省長春に移動し、胡錦濤中国国家主席と首脳会談を行ったと伝えられた。28日には長春一帯の経済施設を視察している。

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