【ソウル22日聯合ニュース】関税庁は22日、景気回復による海外旅行客の急増を受け、年初から今月14日までの出入国者数が2300万人、1日平均で10万4000人を記録したと発表した。1日平均の出入国者数が10万人を上回ったのは初めて。
 出入国者数は前年同期の1900万人(1日平均8万4000人)に比べ24%増加した。1日平均の出入国者数は2004年7万1000人、2005年7万9000人、2006年8万7000人、2007年9万7000人と増え続けたが、金融危機の影響で2008年は9万2000人と減少に転じた。
 一方、海外旅行客の急増に伴い、高価なハンドバック、高級時計、酒類などを密かに持ち込み、摘発されたケースも前年同期比で164%増加した。
 関税庁はこれを受け、当初31日で打ち切る予定だった旅行者携帯品の検査強化を年末まで実施することにした。ショッピング目的で頻繁に出国する旅行者や国内免税店などで高級品を多く購入する旅行者を特別管理するほか、海外でクレジットカードを一定額以上使用した旅行者も重点的に管理する方針だ。

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