【ソウル5日聯合ニュース】サムスン電子が4~6月期の世界NAND型フラッシュメモリー市場でシェア40.4%を獲得し、首位の座を守った。前期比より0.2ポイント上昇した。
 半導体市場調査の台湾・DRAMエクスチェンジが5日に明らかにした。同期の世界NAND型フラッシュメモリー市場の規模は、前期比9.5%増の47億7600万ドル(約4104億5000万円)だった。1~3月期にサムスンをシェア差4.8ポイントまで追い上げた東芝は、シェア33.1%にとどまった。両社のシェア差は再び7.3ポイントまで広がった。
 3位は米マイクロン・テクノロジー(シェア12.0%)、4位はハイニックス半導体(8.3%)。ハイニックスはシェアを前期比0.4ポイント上げた。
 一方、売上高増加率(前期比)では、ハイニックスが14.2%、サムスンが12.8%と、韓国メーカーで1、2位を固めた。
 また、4~6月期のDRAM市場でも、サムスンがシェア33.8%、ハイニックスが21.4%で、1、2位を獲得している。
 専門家らは韓国半導体メーカーが善戦した背景として、迅速な投資による生産プロセスの効率化を挙げた。
 サムスン電子関係者は、下半期も生産効率をさらに上げ、高付加価値製品販売の割合を拡大し、グローバル市場のリーダーの座を維持していくと意欲を示した。



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