【ソウル30日聯合ニュース】KB金融持株が30日に公表した4~6月期の業績によると、当期純損失が3350億ウォン(約244億円)に達した。2008年9月の創立以来、純損失の計上は初めて。企業の信用度の再点検や構造調整などの影響で1兆4980億ウォンの引当金を設定したことから、1~3月期の5727億ウォンの黒字から大幅な赤字転落となった。
 上半期(1~6月)の累積純利益は2377億ウォンで、前年同期の3483億ウォンに比べ31.8%減少した。
 主力系列会社のKB国民銀行は、4~6月期の当期純損失が3468億ウォンとなった。四半期ベースでは2008年10~12月期以来、1年6か月ぶりの赤字転落。
 KB金融持株関係者は、4~6月期の赤字は保守的に引当金を積み立てるなど将来の損失に備えるためのものだとし、経営効率の極大化を通じ業績を改善できるよう努力すると述べた。



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