李大統領は、最近世代交代の話題が浮上し若者とのコミュニケーションの必要性が指摘されているが、思考の古い公職者も多いと強調。年齢を基準にするのではなく、若い思考を持った人に世代交代が行われるべきだとし、新任参謀陣にそうした業務姿勢を求めた。
大統領の発言は、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相の辞任表明で、後任首相と内閣改造の人選作業が本格化し、とりわけ「40代後半、50代初め」のような年齢を基準にした世代交代がささやかれていることと相まり、注目される。
また李大統領は、国務総理室公職倫理支援官室(現・公職服務管理官室)による政治家と民間人に対する違法査察疑惑などに言及し、任期後半に入り、道徳的・倫理的問題が持ち上がっているが、青瓦台で働く人たちが汚点を残さないよう格別に注意してほしいと呼びかけた。
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