【ソウル29日聯合ニュース】上半期(1~6月)の外国人の大量保有株式数と評価金額が前年同期に比べ増加した。
 韓国取引所市場監視委員会が29日に明らかにしたところによると、12日現在、外国人の大量保有株式(保有株式の割合が全体の5%超)の数は25億万株で、前年の同じ期間に比べ4.9%増加した。評価金額は8.1%増の44兆7241億ウォン(約3兆2842億円)。
 店頭株式市場コスダックでの保有株式数が急増し、昨年の5億2800万株からことしは5億8900万株と、11.6%増えた。有価証券市場では3.0%増え、18億5600万株から19億1100万株となった。
 評価金額も、コスダックでの上昇幅が19.8%(4689億ウォン)で、有価証券市場での上昇幅7.4%(2兆8879億ウォン)を上回った。
 外国人大量株式保有者の出身国は30カ国で、評価金額順にみると、米国が12兆2461億ウォンで最も多く、オランダ(5兆2431億ウォン)、シンガポール(4兆3548億ウォン)、日本(4兆3448億ウォン)などが後に続いた。
 外国人が経営参加の目的で取得した株式の割合が最も高い企業は韓国瑠璃工業(80.4%)で、次いで韓独薬品(76.6%)、起信精機(74.8%)と続く。コスダックでは、韓国企業評価(73.5%)、中国エンジン集団(72.7%)、KBオートシス(69.9%)など。



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