【ソウル28日聯合ニュース】外交通商部の高位当局者は28日、駐リビア韓国大使館職員がスパイ容疑でリビアから追放された問題について、「韓国とリビアの情報当局が3回にわたり協議を行った」と明らかにした。リビアは先月、駐リビア韓国大使館の情報業務担当職員のリビア内での情報活動が国家安保に危害を与えたとの理由を挙げ、同職員を追放した。
 この当局者は聯合ニュースの取材に対し、両国は協議を通じ、追放された職員が行った情報活動をめぐる溝を狭めることができたと伝えた。しかし、まだ解消すべき誤解も残っており、最終的な結果を予想するのは慎重にならざるを得ない側面があると述べた。
 今月20日にリビアに向かった韓国の情報当局代表団は、リビアの情報当局との協議で具体的な証拠を提示し、背景を説明するなど、リビア側の誤解を解消するための努力を傾けており、追加の協議を行う予定だという。



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