これまでパルワン州で活動してきた米PRTは、ウルズガン州から撤退したオランダPRTの空白を埋めるため、同州に配置される。韓国PRTは予定通り7月1日にルワンダ州で発足式を行い、公式活動に入る。
韓米は当初、ルワンダ州PRTを共同で運営する方針だったが、韓国PRT事業が滞りなく進んだことを受け、先ごろ、米国は一部要員だけをバグラム空軍基地に置き、従来の事業を韓国PRTの下で進めることを決定したと伝えられた。
現在、アフガンに派遣されている韓国人員は民間人45人、警察8人、軍人94人。保護部隊本陣138人が来月初めに現地入りすれば、計289人がPRT事業に当たることになる。
韓国PRTは、まずバグラム空軍基地内の施設を拠点に、州政府諮問官の派遣、韓国訪問研修の実施、学校・保健所などへの各種資機材提供などをはじめ、行政力の育成、医療、教育・職業訓練、農村開発など重点事業分野を中心に事業を展開していく方針だ。
また、チャリカル市のPRT基地工事の進行状況により、そのほかに計画された人員を順次新たに派遣する。バグラム基地内の病院や職業訓練所などと連携し、統合運営する予定だ。
チャリカル市PRT基地は下半期の完工予定で、最終的にアフガンPRTでは民間人90人、警察40人、軍人321人が活動することになるという。
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