【ソウル28日聯合ニュース】韓国銀行は28日、2354社を対象とした企業業況調査の結果、6月の製造業景況判断指数(BSI)見通しは104で、前月より3ポイント下落したと明らかにした。
 この指数は昨年12月の85から、ことし1月は90、2月は92、3月は101、4月は105、5月は107と上昇を続けてきた。BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。6か月ぶりの後退は、原材料価格の上昇と為替リスクなどが反映されたものとみられる。
 大企業のBSI見通しは、5月の115から6月は112に、中小企業は103から100に、それぞれ下落した。輸出企業は115から107に下がったのに対し、内需企業は前月と変わらず102だった。
 売上高BSIは122で横ばい、採算性BSIは94から91に下がった。資金繰りBSIは3か月間96で足踏みしている。このうち大企業は102から104に改善したが、中小企業は94から93に下がっている。
 一方、製造業の5月のBSIは、前月と変わらず103だった。大企業は111から113に上昇、中小企業は100から99に下落した。
 非製造業の5月のBSIも、90で前月から変動はなかった。6月のBSI見通しは4ポイント下落の90を記録した。



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