ことしは韓国メーカー5社がすべて参加し、過去最多となる新車6種を出品した。
今回のショーが世界初公開となったのは、現代自動車が8月から販売予定の「アバンテ」新型モデル、「MD」(プロジェクト名)。現代自のデザイン哲学「柔軟な躍動性(Fluidic Sculpture)」をベースに、空気の躍動感を表す「ウインド」と芸術的な造形物「クラフト」をモチーフにデザインされた。中型車の高級仕様と新技術を準中型クラスで初めて採用した。
起亜自動車は中型セダン「ロチェ」のフルチェンジモデル、自信作「K5」をアジア地域で初めて公開した。ルノーサムスンも、下半期から本格発売する「ニューSM3」2.0モデルを初公開した。
GM大宇は、下半期に発売する準大型車「アルフェオン」を初披露、多目的車(MPV)「オーランド」量産モデルも公開している。「アルフェオン」は昨年末に披露した「ビュイック・ラクロス」をベースに韓国向けデザインを加えたモデル、「オーランド」は来年韓国内に初めて投入されるシボレーブランドだ。
双竜自動車は、量産型コンセプトカー「コランドC」を公開した。環境にやさしい高効率・低騒音の最先端次世代ディーゼルエンジンを採用し、欧州の自動車排ガス規制「ユーロ5」の排気ガス基準をクリアした。
海外からは、英ロータス、日本のスバルが参加する。ロータスは「2-11」、「340R」のスペシャルエディション、量産車「エキシージS240」「エリスSC」を展示。スバルは中型セダン「レガシィ」、クロスオーバー多目的車(CUV)「アウトバック」、スポーツ多目的車(SUV)「フォレスター」を出品する。
このほか、最近注目を集めている韓国の電気自動車メーカー・ADモーターズ、パワープラザ、MINTなども参加する。
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