【ソウル28日聯合ニュース】ことしに入り、牛肉の輸入量が増加している。
 肉類輸入業界が28日に明らかにしたところによると、第1四半期の牛肉輸入量は6万724トンで、前年同期に比べ19.0%増加した。
 輸入牛肉のうち、最も高いシェアを占めるオーストラリア産の輸入量は2万9103トンから3万706トンに5.8%増加した。米国産牛肉の輸入量も前年同期の1万2281トンより56.5%多い1万9230トンを記録した。輸入量全体に占める割合も24.8%から31.7%に拡大し、トップのオーストラリア産(50.6%)を急追している。
 米国産牛肉は、当初は大型スーパーや一部精肉店でしか販売していなかったが、現在は百貨店やホテルでも扱うなど、流通網が広がった。国内消費者の選好度も次第に高まりつつある。
 国内供給量は増えたものの、輸入原価が上昇し価格は上がっている。大型スーパー業界によると、最近の米国産牛肉価格は前年に比べ約15~20%上昇したと集計された。



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