【ソウル27日聯合ニュース】サムスンSDIの第1四半期業績が前年同期に比べ大幅に改善された。主力の二次電池とプラズマディスプレー(PDP)事業の好調が追い風となった。
 サムスンSDIは27日、国際会計基準(IFRS)を適用し算出した第1四半期業績(連結ベース)を売上高1兆2049億ウォン(約1017億円)、営業利益646億ウォン、純利益467億ウォンと公示した。国際会計基準(IFRS)を適用し算出した。
 売上高は前年同期比17.8%、営業利益同72.3%増加した。前四半期比では、売上高が13.5%減ったものの、営業利益は16.1%増加した。
 電子事業の売上高は、前年同期比35.3%増の5170億ウォンを記録し、第1四半期としては過去最大の売上高を記録した。季節的オフシーズンで電池需要先のノートパソコン、携帯電話の需要が減ったが、前四半期比の売上高減少幅が7.8%にとどまるなど、堅調な業績を上げたと説明した。需要が増えているスリム型、タブレット型パソコン用のリチウムポリマー電池の供給能力も拡大したと述べた。
 PDP事業部門も、販売数が前年同期より50万台多い140万台に達し、売上高は27.0%増の5170億ウォンと、第1四半期で過去最大を記録した。
 サムスンSDIは、第2四半期の市場見通しについて、ノートパソコンやスマートフォンの新製品リリースが増え、リチウムイオン電池市場が10%台成長、PDPモジュール市場も6%程度多い380万台に達すると予想した。リチウムポリマー電池の販売を拡大し、PDP部門では3D(三次元)対応プラズマテレビ用モジュール需要に積極的に対処する計画だ。

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