国会企画財政委員会で議員の質問に答える金総裁=14日、ソウル(聯合ニュース)
国会企画財政委員会で議員の質問に答える金総裁=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル14日聯合ニュース】韓国銀行の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は14日、国会企画財政委員会での業務報告で、民間部門の自生力回復と景気の二番底の可能性を点検し、金利を調整すべきだとの認識を示した。通貨政策はグローバル金融危機からの完全な脱却に有益な方法で運用するとし、これに向け国内外の経済状況を総合的に検討すると説明した。
 また、李明博(イ・ミョンバク)政権発足後、2年間で個人負債が100兆ウォン(約8兆3988億円)増えたとの指摘に対し、負債問題は利上げよりも融資規制などミクロ的な方法でアプローチすべきだとの見解を改めて強調した。個人負債問題を軽く考えることはないとしながらも、所得4~5分位(高所得層)が個人負債全体の7割を持っている韓国の特性を正しく理解すべきだと指摘した。
 韓国銀行の監督権強化問題と関連しては、中央銀行の役割を強めることが金融危機で得た教訓だと述べた。

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