春の祭り中止・延期相次ぐ、哨戒艦事故受け…ソウル

【ソウル8日聯合ニュース】黄海・白リョン島沖で先月発生した海軍哨戒艦「天安」沈没事故による自粛ムードや開花の遅れなどに伴い、規模を縮小して開催予定だったソウル市内の春のイベントが相次ぎ中止・延期されている。
　永登浦区は6日に報道資料を通じ、汝矣島一帯で10～14日に「第6回漢江・汝矣島春の花祭り」を開催すると明らかにしたが、翌7日に無期限延期を発表した。11日に開催予定だったウォーキング大会も無期限延期した。
　区は当初、「天安」沈没事故を考慮し、祭りの規模を縮小して余った予算を雇用創出に活用する予定だった。しかし、行政安全部から行事の自粛または縮小の要請を受けたほか、開花が遅れている状況で祭りを開催するのは適切でないとの指摘もあったことから、延期に踏み切った。
　また、ソウル市も15～18日に開催する予定だった「南山桜祭り」を中止する方針を固めた。オリニ大公園は毎年4月中旬に開催してきた「春の花祭り」を、国会は9～11日に国会議事堂で開く予定だった「桜祭り」を中止した。