海軍第2艦隊司令部に到着したキム・テソク上士の遺体=7日、平沢(聯合ニュース)
海軍第2艦隊司令部に到着したキム・テソク上士の遺体=7日、平沢(聯合ニュース)
【ソウル7日聯合ニュース】軍当局は7日、沈没した海軍哨戒艦「天安」の艦尾切断面の機関調整室部分で、キム・テソク上士の遺体を発見、引き揚げたと明らかにした。
 遺体は午後4時ごろ発見され、引き揚げ後に輸送艦「独島」とヘリで移送。午後7時30分ごろ京畿道・平沢の海軍第2艦隊司令部に到着し、安置された。
 軍関係者によると、捜索活動を見守るため現地に行っていた家族らが、引き揚げられた遺体がキム上士のものと確認した。キム上士は、艦艇のガスタービン整備と補修維持の任務を担当していた。1日付で中士から上士に進級した。
 これで「天安」沈没事故による死亡者は2人、行方不明者44人となった。軍は現在、海難救助隊(SSU)の潜水要員10人を緊急投入、船体切断面付近にまだ行方不明者がいるものとみて、捜索を急いでいる。



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