事故現場を訪れ、状況報告を受ける李明博大統領(中央)=3月30日、白リョン島(聯合ニュース)
事故現場を訪れ、状況報告を受ける李明博大統領(中央)=3月30日、白リョン島(聯合ニュース)
【ソウル1日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、海軍哨戒艦「天安」沈没事故と関連し、「最終結論が出るまで、落ち着いて待つべきだ。それが国を愛する心だ」と述べ、冷静な対応を訴えた。青瓦台(大統領府)で開かれた非常経済対策会議での発言を、朴先圭(パク・ソンギュ)報道官が伝えた。
 また、非常に敏感で重要な問題のため、徹底した科学的調査で原因を明らかにするとし、6カ国協議の当事国として、主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の議長国として、責任ある行動が必要なときだと指摘した。わずかな疑問や不備も残さず解決してこそ、国際社会の信頼を得られると訴えた。
 特に、行方不明となった46人の兵士らは最前線での任務遂行に最善を尽くした愛国兵士で、その家族らは愛国家族だとし、行方不明者を救助するため最後まであらゆる努力を続けると表明した。




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