国連人権理事会のもよう(資料写真)=(聯合ニュース)
国連人権理事会のもよう(資料写真)=(聯合ニュース)
【ジュネーブ25日聯合ニュース】国連人権理事会(UNHRC)は25日、北朝鮮の人権状況を非難する決議を採択した。欧州連合(EU)と日本が提案した決議案は、理事国47カ国中、28カ国の支持を受けた。反対は5カ国、棄権が13カ国。
 決議は、「北朝鮮で深刻かつ広範囲な人権じゅうりん行為が行われている」とし、特に、政治犯と強制送還された人々を拷問し、労働収容所を活用していると指摘している。
 決議はまた、北朝鮮が2004年に国連決議により任命されたムンタボーン特別報告者(北朝鮮担当)の訪朝を6年間一切認めなかったことに遺憾を示した。
 この決議に対し、駐ジュネーブ北朝鮮代表部の崔明男(チェ・ミョンナム)参事は「悪い政治的意図から出たもの。型にはまった決議草案を断固拒否する」と述べた。また、米国、日本、EUは北朝鮮を除去するため人権を悪用していると主張した。



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