玄仁沢長官(資料写真)=(聯合ニュース)
玄仁沢長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル26日聯合ニュース】統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官は26日、北朝鮮の非核化は朝鮮半島平和政策を超えた、まさに統一の問題であり、韓国の国としての格にかかわる問題だと述べた。
 玄長官はこの日、ソウルのプレスセンターで非公開で開かれた社団法人・4月会の招請講演で、北朝鮮の核問題は単なる核問題を超え、北朝鮮の未来、朝鮮半島の未来、北東アジアの勢力均衡、朝鮮半島安定において核心となる変数だとし、このように語った。複数の出席者が伝えた。
 また、大韓民国は現在分断されているが、結局は統一されてこそ未来をつくることができるとし、朝鮮半島の統一なくして韓国の「国格」完成は不可能だと強調したという。
 玄長官は、現在のように核保有意向を示し国連の制裁を受けている北朝鮮社会に対し大規模投資を行うという企業や国があるだろうかと言いながら、これを世界中が知っているのに、北朝鮮だけが気付いていないと指摘した。
 一方、南北首脳会談と関連し、見返りを与える首脳会談は絶対にできないと述べた。北朝鮮の核問題と人道主義的問題を解決できるなら、いつ、どこでも行うというのが政府の確固たる立場だと、明らかにしたという。


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