李明博大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
李明博大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル26日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は26日の拡大秘書官会議で、政府の民間支援方式と関連し、青瓦台(大統領府)がまず柔軟な考えを持つべきだとしながら、「政府の判断で先に立って進むより、民間の要求を聞き、それに合わせて行うのが望ましい」と述べた。世界は実に急速に変化しており、官が主導する既存の方式では競争に勝てないと指摘、「今や政府は主導するという考えを捨て、民間の競争をいかに支援するかに頭を悩ませるべきだ」と強調した。
 25日に大統領就任2周年を迎えた李大統領は、参謀らに対し「この2年間一生懸命にやってくれて感謝する。社会的に少なくない混乱があったが、環境を責めるのではなくすべきことを着実に行い、成果を出せた」とねぎらった。
 続けて、こうした成果の裏には政府の解法を信じて耐え、一生懸命協力してくれる国民がいたという事実を忘れるべきでないと述べ、「ありがたい国民、特に苦境にあえぐ庶民が(景気の)回復を体感できるよう、さらに奮発しよう」と呼びかけた。
 李大統領は残りの任期3年間について、短いという人もいるが自分はそう思っておらず、要領よくやれば何事もできる期間だと述べた。その上で、この2年間の評価を踏まえて方向をしっかり定め、補完が必要な部分は補完していくよう求めた。


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