韓国銀行は26日、2279社を対象にした「2月の企業景気調査結果」を発表し、2月の製造業の景況判断指数(BSI)は94(基準値を100とする)で、前月に比べ1ポイント上がったと明らかにした。2002年第2四半期(96)に次ぐ高さだった。
BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。
項目別にみると、3月の見通しBSIは101で、前月に比べ9ポイント上昇し基準値を超えた。生産BSIが111と2ポイント上昇したほか、新規受注も3ポイント上がり105、稼働率も4ポイント高の112を記録した。2月の売上高も1ポイント高い109で、輸出は1ポイント、内需販売は2ポイント、それぞれ上昇した。採算性は輸出企業の指数が下がったため、1ポイント下落の90となった。
一方、人員状況の指数は89と前月より4ポイント悪化し、資金繰りも3ポイント低い89に下落した。
経営上の問題点については、「内需不振」との答えが16.8%で最も多く、「不確実な経済状況」「為替要因」を挙げた企業もそれぞれ14.6%と14.5%を占めた。
非製造業の場合、2月のBSIは前月と変わらず86、3月の見通しは4ポイント上がり91と集計された。
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