昼食会であいさつする李大統領=25日、ソウル(聯合ニュース)
昼食会であいさつする李大統領=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル25日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は25日、青瓦台(大統領府)で、鄭夢準(チョン・モンジュン)代表をはじめ与党ハンナラ党の党職者を招いての昼食会を開き、制限的改憲など政治先進化課題を提示した。青瓦台の金恩恵(キム・ウンヘ)報道官が伝えた。
 李大統領はこの席で、もはや残された課題は選挙法改革や行政区域改編、また、制限的ではあるが憲法に手を入れることだと述べた。このような問題もハンナラ党が中心となって、国会で議論されるべきではないかとの考えを示し、「法を変え、改革的な法案をつくるときは国家の未来を念頭に置いて進めてもらいたいと思っている」と話した。
 李大統領が改憲について公の場で直接言及したのは、昨年9月に行った聯合ニュースと日本の共同通信との共同インタビュー以降、5か月ぶり。当時、李大統領は「非常に広範囲にわたり憲法に手をつければ実現し得ない。政界で非常に慎重に、現実性を持って範囲を狭め、考える必要がある」と述べた
 金報道官は今回の李大統領の発言について、改憲に関連する原論としての言及だとし、「国会が進めるべき問題であることから、ハンナラ党指導部に会ったついでに話を持ち出したものだ」と説明した。


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