ハイチ再建支援団の創設式で敬礼する将兵ら=17日、仁川(聯合ニュース)
ハイチ再建支援団の創設式で敬礼する将兵ら=17日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は17日、ハイチは朝鮮戦争当時に救援物資を支援し、戦争で廃墟となった韓国を助けてくれた国だとし、今がハイチに恩返しをする時だと述べた。韓国の支援は同国国民の勇気と希望を呼び起こさせるだろうとした。
 ハイチで国連平和維持活動(PKO)に参加するハイチ再建支援団の創設式に激励のメッセージを寄せたもので、金泰栄(キム・テヨン)国防長官が代読した。 
 また李大統領は、主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の議長国、経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)加盟国の韓国は、国力に見合った国際的寄与をすべきだとし、世界の災害救援、貧困と低開発、平和維持などさまざまな問題により積極的に対処すべきだと強く述べた。特に、民間部門の参与拡大とともに韓国軍の責任と役割も大きくなるとし、軍の対外支援が適時に、より効果的に行われ、より成果を上げられるよう、徹底した準備をしなければならないと強調した。
 ハイチ再建支援団は、工兵大隊120人、本部・参謀部26人、警備(海兵隊)・復旧支援41人、作戦支援隊53人の計240人。初代再建支援団長は、アフガニスタンへの派遣経験のあるキム・スソン大領が努める。27日ごろチャーター機で出国する予定だ。韓国軍の国連平和維持活動(PKO)派遣は、ソマリア、西サハラ、アンゴラ、東ティモール、レバノンに続き、今回が6度目となる。
 この日の創設式には、国会国防委員会・外交通商委員会所属議員、外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官、国土海洋部の鄭鍾煥(チョン・ジョンファン)長官ら、国内主要関係者や将兵の家族1400人余りが出席した。


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