【ソウル31日聯合ニュース】韓米が柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官とクリントン国務長官による閣僚級戦略対話を2月末に米ワシントンで開催する計画を進めていると、政府筋が31日に伝えた。具体的な日程が確定次第、両国政府が正式に発表する予定だとした。
 韓米閣僚級戦略対話は、2006年1月に当時の潘基文(パン・ギムン)長官とライス長官が初めて行った。政府筋は、当時、戦略対話の定例化に合意したものの、これまで日程上の理由から開催できなかったと説明。今回の戦略対話は前回から4年ぶり、両国が未来ビジョン宣言を採択してから初めての開催になると述べた。
 両長官はこの戦略対話で、韓米懸案だけでなく地理的、汎世界的イシューについて幅広く意見交換し、未来安保環境に対する中長期的見通しを共有するとともに、両国と北東アジア諸国との関係全般にわたる中長期戦略も協議する見通しだ。特に、6カ国協議再開に向けた当事国の外交的努力が続くなかでの対話とあり、北朝鮮核問題に対する緊密な協議も進められるとみられる。

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