【ソウル29日聯合ニュース】極東ロシアの港湾と物流産業団地の造成開発を韓国が手がける。
 国土海洋部は29日、ロシア沿海地方ハサン地区のザルビノの港湾・背後物流産業団地開発事業に関する事業説明会を同日午後に開催すると明らかにした。荷主・物流企業、海運船会社、港湾運営者ら投資が可能な企業に、両国間の協議の経緯と事業構想、ロシア投資環境などについて説明する。
 この事業は、2008年の韓ロ首脳会談で、李明博(イ・ミョンバク)大統領とメドベージェフ大統領がプーチン首相に提案、両国間で協議が進められてきた。両国は最近、ザルビノ港に船舶15隻の係留場所を備える港湾を開発し、背後地域に3500万坪規模の物流産業団地を開発するため、共同調査を進めることを決めた。韓国は今後、ロシアとの共同調査と研究を経て、具体的な事業推進案を展開することになる。

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