北朝鮮の黄海南道康リョン郡海岸に設置されている海岸砲陣地(資料写真)=(聯合ニュース)
北朝鮮の黄海南道康リョン郡海岸に設置されている海岸砲陣地(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル28日聯合ニュース】北朝鮮が28日午前8時5分と15分の2度にわたり、黄海・延坪島付近の北方限界線(NLL)北朝鮮側海域に向け、海岸砲数発を発射した。
 軍関係者が伝えた。霧のため肉眼での観測は困難だが、砲撃音をとらえており、数発の砲撃を行ったものとみられると話している。
 北朝鮮は25日に白リョン島・大青島の東側のNLL付近を海上射撃区域として通知してきたが、延坪島はこれに含まれていなかった。
 軍関係者によると、北朝鮮は延坪島付近の北朝鮮側海域で砲射撃訓練を頻繁に行っている。今回もそうした訓練の一環の可能性があるが、前日の集中的な砲撃の一環という可能性もあり、鋭意注視しているとした。
 北朝鮮は昨年初めにも、延坪島の北にある大睡鴨島付近で1000発余りの砲撃訓練を行った。

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